

朝起きた瞬間から「今日もやることだらけだ」と思う。仕事のメール、家事の山、子どものこと、自分のこと。リストは長くなるばかりで、夜になっても「結局何もできなかった」という罪悪感だけが残る。
そんな毎日を送っていませんか?
「もっと効率よく」「もっと頑張らなきゃ」と思えば思うほど、なぜか生活は楽になるどころか、むしろ息苦しくなっていく。疲れは溜まる一方で、心に余裕なんてひとかけらもない。
でも、実はその「頑張ろう」という気持ちそのものが、あなたの生活を苦しくしているとしたら?
この記事では、多くの人が無意識にやっている「逆に疲れる行動」と、それを変えるだけで驚くほど生活が楽になる6つの工夫をお伝えします。高価な道具も、特別なスキルも必要ありません。必要なのは、ほんの少しの「視点の変え方」だけです。
読み終わる頃には、きっと「それなら自分にもできそう」と思えるはずです。
「生活を楽にしたい」と思ったとき、多くの人がまず考えるのは「もっと効率的に動こう」「便利な道具を買おう」「もっとタスクをこなそう」ということではないでしょうか。
でも、不思議なことに、そうやって頑張れば頑張るほど、生活はむしろ複雑になっていきます。
なぜか?
それは、私たちが「足し算」ばかりしているからです。もっと効率を上げる、もっとタスクをこなす、もっと便利にする。すべて「増やす」ことにフォーカスしている。
でも、生活を本当に楽にするのは、実は「引き算」なんです。
やることを減らす。選択肢を減らす。考える時間を減らす。
「え、それじゃ何も進まないんじゃ?」と思いましたか?そう思うのは当然です。私たちは子どもの頃から「頑張ることが良いこと」だと教えられてきましたから。
でも、心理学の研究が示しているのは、人間の意思決定能力や集中力には限界があるということ。毎日何十回も何百回も「何をやるか」「どうやるか」を考えていたら、それだけで疲れ切ってしまうのです。
これから紹介する6つの工夫は、すべて「引き算」の発想です。頑張るのをやめる。完璧を目指すのをやめる。全部やろうとするのをやめる。
そうやって手放すことで、逆に大切なことに集中できるようになる。そして、驚くほど生活が楽になるのです。
「やらなきゃいけないこと」のリストは、永遠に終わりません。洗濯、掃除、料理、仕事のメール、子どもの宿題チェック、親への連絡、友人へのLINE返信、体のケア、スキルアップ…。
全部やろうとすると、1日24時間では絶対に足りない。そして、終わらなかったタスクを見て「今日も何もできなかった」と落ち込む。
でも、考えてみてください。本当に全部「やらなきゃいけない」ことなんでしょうか?
多くの人は、頭の中にある「やること」をすべて同じ重要度で扱っています。メールの返信も、子どもとの時間も、部屋の片付けも、すべて「やらなきゃ」と思っている。
そして、手当たり次第に手をつけて、結局どれも中途半端。本当に大切なことに時間を使えていないのに、疲労感だけが残る。
今日やることを3つだけ決める
朝、または前夜に「今日は絶対にこれだけはやる」ということを3つだけ決めます。それ以外のことは「やれたらラッキー」くらいに考える。
例えば:
たった3つ?と思うかもしれません。でも、この3つが確実に終われば、その日は「成功」です。それ以外のタスクは、余裕があればやればいい。
不思議なことに、こうやって「やらないこと」を決めると、逆に集中力が上がって、余った時間でほかのこともできたりします。でも、できなくても罪悪感はゼロ。なぜなら、今日の「必須」は終わっているから。
「やらなくていいこと」リストを作る
「やることリスト」は誰でも作りますが、「やらなくていいことリスト」を作っている人は少ないはず。
例えば:
こうやって「やらなくていいこと」を明確にすると、不思議と心が軽くなります。
完璧主義は、一見すると良いことのように思えます。でも、日常生活において、完璧主義は最大の敵です。
なぜなら、完璧を目指すと、ひとつのタスクに異常に時間がかかるから。そして、完璧にできなかったときに大きなストレスを感じるから。
部屋の掃除をするとき、「どうせやるなら徹底的に」と思って、結局手をつけられない。料理をするとき、「せっかく作るなら美味しく」と思って、疲れているのに手の込んだメニューを作ろうとして挫折する。
仕事のメールも、「完璧な文章にしなきゃ」と何度も推敲して、結局返信が遅れる。
完璧を目指すと、スタートのハードルが上がりすぎて、結局何もできないという悪循環に陥ります。
70点を合格ラインにする
掃除は床に掃除機をかけるだけ。細かいところは今日はやらない。料理は冷凍食品を使う日があってもいい。メールは誤字脱字がなければOK。
70点でいい。というより、70点で「よくやった」と自分を褒める。
実際、他人から見たら、あなたの100点も70点もほとんど差は感じません。でも、あなた自身の疲労度は全然違う。
「とりあえず5分」戦略
完璧にできないなら何もしない、ではなく、「とりあえず5分だけやる」という発想。
部屋が散らかっているなら、5分だけ片付ける。それで終わりでもOK。運動したいなら、5分だけ散歩する。それだけで今日は合格。
不思議なことに、5分やり始めると、そのまま10分、15分と続けられることも多い。でも、続かなくてもいい。5分やったという事実が大事なんです。
私たちは毎日、無数の小さな決断をしています。朝何を着るか、何を食べるか、どの順番で家事をするか、何時に出発するか…。
こうした小さな決断の積み重ねが、実は驚くほど脳を疲れさせています。心理学では、これを「決断疲れ(Decision Fatigue)」と呼びます。
スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたのは有名な話ですが、これは「服を選ぶ」という決断を減らすことで、本当に大切な決断のためにエネルギーを温存するためでした。
毎朝、「今日は何着よう?」「朝ごはんは何にしよう?」と考える。毎晩、「明日の準備は何からやろう?」と考える。
ひとつひとつは小さな決断でも、これが積み重なると、夜になる頃には決断する力が残っていない。だから、夕方以降に大事な判断をしようとしても、うまく考えられないのです。
「考えなくていい仕組み」を作る
朝のルーティンを固定する:
家事のルーティンを固定する:
こうすると、「今日は何をやろう?」と考える時間がゼロになります。決まっているから、自動的に動ける。
週に一度の「準備タイム」を設ける
日曜日の夜30分だけ、翌週の準備をする時間を作ります。
この30分があるだけで、平日の「考える時間」が劇的に減ります。
これは最も意外かもしれません。でも、便利なものが多すぎると、逆に生活は複雑になります。
心理学者バリー・シュワルツの「選択のパラドックス」という研究によると、選択肢が多すぎると、人は決断できなくなり、ストレスを感じ、決断した後も「他の選択肢の方が良かったのでは?」と後悔しやすくなることが分かっています。
「もっと便利に」と思って、便利グッズを買い集める。でも、その便利グッズの使い方を覚えたり、どこに置くか考えたり、メンテナンスしたりすることで、逆に時間を取られている。
服がたくさんあるのに「着る服がない」と悩む。調味料がたくさんあるのに「何を作ろう」と悩む。選択肢が多すぎて、決められないのです。
「これだけあればいい」を決める
服は本当に着る10着だけに絞る。あとは思い切って処分するか、箱に入れて見えないところに。
調味料も基本の10種類だけにする。特別な料理を作るときだけ、その都度買えばいい。
食器も、普段使う分だけを棚の前面に。来客用は奥にしまっておく。
こうすると、「今日はこれを着よう」「今日はこの調味料で何が作れるか」という決断が圧倒的に楽になります。
「一軍」と「二軍」に分ける
いきなり捨てるのは難しいという人は、「一軍」(毎日使うもの)と「二軍」(たまに使うもの)に分けてみてください。
そして、一軍だけを手の届く場所に。二軍は少し離れた場所に置く。
不思議なことに、二軍に置いたものは、数ヶ月経っても使わないことがほとんど。そうしたら、それは本当に必要ないものだと分かります。
忙しくて疲れている人の多くが、実は「頼まれたら断れない」という問題を抱えています。
職場での「ちょっとこれお願いできる?」、友人からの「今度飲みに行こうよ」、PTAや地域の役員の依頼。ひとつひとつは小さなことでも、すべて引き受けていたら、自分の時間はゼロになります。
「断ったら嫌われるかも」「悪い人だと思われるかも」と思って、本当は無理なのに「いいですよ」と言ってしまう。
そして、自分の時間を削って約束を果たす。疲れる。イライラする。でも、相手には「いつも引き受けてくれる人」だと思われて、また次の依頼が来る。
悪循環です。
「即答しない」を基本にする
誰かに何かを頼まれたとき、その場で「いいですよ」と言わない。「ちょっと確認してから返事してもいいですか?」と言う癖をつける。
家に帰って、自分のスケジュールを見て、本当にできるか考える。無理なら、丁寧に断る。
「今週は予定が詰まっていて難しいです」 「今、自分のことで手一杯で、きちんと対応できないので、ごめんなさい」
こうやって断っても、ほとんどの場合、相手は理解してくれます。そして、あなたに対する評価が下がることもありません。
「自分の時間」を先に予定に入れる
カレンダーに、まず「自分のための時間」を入れてしまいます。
毎週水曜日の夜は「自分時間」と決めて、その枠には予定を入れない。誰かに誘われても「その日はもう予定があって」と答える。
嘘ではありません。自分との約束という「予定」が入っているのですから。
これが最後の、そして最も重要な工夫です。
私たちは、スケジュールを「埋める」ことが良いことだと思っています。空白があると、何か無駄なことをしているような気がする。
でも、実は「何もしない時間」こそが、私たちのエネルギーを回復させ、創造性を高め、本当に大切なことを考える余裕を生み出します。
神経科学の研究によると、脳が「ぼーっと」しているときに活性化するネットワーク(デフォルトモードネットワーク)があり、この時間に私たちは記憶を整理したり、問題を解決したり、新しいアイデアを生み出したりしています。
5分の隙間時間があれば、スマホを見る。移動中もずっとSNSやニュースをチェック。寝る直前までYouTubeを見る。
「何かをしていないと不安」という気持ちから、常に何かをインプットし続ける。
でも、インプットばかりで処理する時間がないと、脳は疲れ切ってしまいます。
1日10分の「何もしない時間」
朝のコーヒーを飲む10分間、スマホを見ない。ただぼーっとする。窓の外を眺める。何も考えなくてもいい。
最初は落ち着かないかもしれません。でも、数日続けると、この時間がとても貴重だと気づきます。
「ながら」をやめる日を作る
週に一度でいいので、「ながら行動」をやめる日を作ってみてください。
食事中はスマホを見ない。ただ食べることに集中する。お風呂の中でもスマホを持ち込まない。ただお湯につかる。
こうやって、ひとつのことに集中する時間を持つと、不思議と心が落ち着きます。
予定を「8割」にする
予定は、詰められるだけ詰めるのではなく、意図的に「余白」を残す。
もし1日に10時間の作業可能時間があるなら、予定は8時間分しか入れない。2時間は、予期せぬことが起きたときのバッファとして、または何もしない時間として残しておく。
こうすると、予定通りに進まなくてもイライラしないし、余った時間は自分のために使える。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
もしかしたら、「こんなに手を抜いていいの?」と思ったかもしれません。でも、これは「手を抜く」のとは違います。
生活を楽にするというのは、エネルギーを正しい場所に使うということです。
全部を頑張ろうとするのをやめて、本当に大切なことに集中する。完璧を目指すのをやめて、70点でも前に進む。選択肢を減らして、決断する疲れを減らす。断る勇気を持って、自分の時間を守る。何もしない時間を作って、心と頭を回復させる。
こうやって「引き算」をしていくと、不思議なことに、人生の質は上がっていきます。
大切なのは、6つ全部を明日から完璧にやろうとしないこと。それこそ、この記事が伝えたかったこととは真逆です。
今日は、ひとつだけ試してみてください。
「今日やることを3つに絞る」でもいい。「完璧を目指さず70点でやる」でもいい。「10分だけ何もしない時間を作る」でもいい。
ひとつだけ。それで十分です。
そして、それができたら、自分を褒めてあげてください。「よくやった」と。
生活を楽にすることは、怠けることでも、諦めることでもありません。自分を大切にして、本当に大切なことのためにエネルギーを残しておくこと。それは、とても賢い選択です。
あなたの明日が、今日よりほんの少し楽になりますように。
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どれかひとつでいい。今日の夜、試してみてください。

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